必要な語学力は現地で習得するべき？それとも日本？
Ａ．可能な限り、現地でより長く学ぶことをお勧めします。しかしその際も日本にいる間に基礎的な語学力はつけておくべきと言えます。スタート時点が違えば、現地で得られるものも違います。現地で語学力を習得するのではなく、実践力と知識をつける場としての心構えを持ちましょう。必要レベルに達するまでの、それぞれの学習メリットとデメリットを考えましょう。
現地の語学学校では多様な国の人と一緒に学ぶことができ大きな刺激となるとともに、同じレベルの語学力の仲間ができるため、日常生活でもお互いにコミュニケーションの練習の場を持つことが可能です。
また進学を控える場合、学校によっては大学でのノートの取り方、レポートの書き方、プレゼンテーション方法などを学ぶ入学準備コースもあります。しかしその反面、予算の問題や十分と言える学習期間のめどが立ちにくかったり、環境の変化から勉強が難しくなったりとの問題もあります。
日本では安定した環境の中で、日本人に合ったテキストの購入や講座の受講が可能です。不自由なく生活が出来ることも、学習に専念するためには大切な要素です。しかし当然現地に比べ日常の中で実践的な英会話を学ぶ機会をもつことは難しいです。地域での留学生サポートボランティアに参加したり、大学生であれば積極的に留学生との交流に参加したりと能動的に機会を持つ努力は必要といえます。
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